ゲームパソコン 必要スペック

グラフィックボード(ビデオカード)

ゲームパソコンのスペックを考えるうえで最も重要な要素がグラフィックボードです。グラフィックボードは描画を担当するパーツです。ビデオカードと呼ばれることもあります。

グラフィックボード用のチップ(GPU)を製造しているメーカーにはNVIDIA(エヌビディア)やATIなどがあります。これらのメーカーからチップの提供を受けて、多くのパーツメーカーがグラフィックボードを製造しています。ですからグラフィックボードは多くの製品が販売されていますが、元となるグラフィックチップはNVIDIAとATIの2社のものです。

NVIDIAのGPUにはGeForceとQuadroという2種類があります。このうちゲーム向けのGPUはGeForceです。Quadroは3DCGなどの制作を行うクリエイター向けの製品です。ゲームのためにはGeForceを選ぶようにしてください。

ATIの製品にはRadeonとFireGLがあります。このうちゲーム向けの製品はRadeonです。

グラフィックボードの性能の見方

グラフィックメモリ(VRAM)

VRAMというのはグラフィック専用のメモリです。同じグラフィックチップを搭載しているボードでもVRAM容量が違う場合もあります。メモリは多い程データの処理はスムーズになるので、多いに越したことはありません。

パソコンのスペック表記にGeForce GTX 580 1536MBとかGeForce GTX 3072MBとか書いてある1536MBや3072MBの部分がVRAMの容量です。

SLIとCrossFire X

SLIやCrossFire Xというのは同じグラフィックチップを搭載したグラフィックボードを2枚以上組み合わせたパーツ構成のことです。当然グラフィックボード1枚の場合よりも描画性能は向上します。ただしグラフィックボードを2枚用意しなければならないので、必要な予算は高くなります。SLIやCrossFireでなければプレイできないゲームというのは無いと思いますから、高性能なグラフィックボードでも描画性能に不満を感じるという場合には試してみてもいいかもしれません。

SLIやCrossFireを構成する場合にはより多くの電源容量も必要となります。グラフィックボード1枚なら750W~850Wあれば充分ですが、2枚搭載するなら1000W~1200Wくらいはあった方がいいでしょう。

SLI構成のゲームパソコン icon

CrossFire X構成のゲームパソコン icon

CPU

CPUはグラフィックボードと同じくらい重要なパーツです。グラフィックボードの性能が高くてもCPU の性能が低いと、グラフィックボードの性能を十分に引き出すことができません。

CPUの性能を判断する基準としては動作クロック数とコア数(スレッド数)があります。このうち動作クロック数に関しては、数字が大きい方が高性能と考えて間違いありません。しかしコア数に関しては、多い方が良いとは一概には言えません。というのは、CPUのコア数が多くても、ソフト側がマルチコアに対応していなければ十分なパフォーマンスが発揮できるとは限らないからです。

ゲームパソコンに関しては、プレイするゲームにもよるところが大きいので、どのようなCPUが良いかは判断が難しいですが、一般的に人気のあるCPUを具体的に以下に挙げてみます。

高性能志向の方に

Core i7-990X プロセッサー Extreme Edition (6コア/HT対応/定格3.46GHz/TB時最大3.73GHz)

Core i7-970 (6コア/HT対応/定格3.20GHz/TB時最大3.46GHz)

これらのCPUはCore i7の中でもハイエンドクラスの製品です。

Core i7-900番台を搭載したゲームパソコン icon

価格と性能のバランスを重視したい方に

Core i7-2600K (4コア/HT対応/定格3.40GHz/TB時最大3.80GHz)

Core i7-2600 (4コア/HT対応/定格3.40GHz/TB時最大3.80GHz)

この2つのCPUは動作周波数が定格で3.40GHz、コア数も4つ、ハイパースレッディングテクノロジー(HT)による最大スレッド数は8つとなり、ゲームをするのに性能が足りないということも決してありません。価格も900番台の製品に比べて安価で、最も人気の売れ筋製品です。

Core i7-2600、Core i7-2600Kを搭載したゲームパソコン icon

メモリ

メモリは多く積んでおくに越したことはないのですが、ゲームをするには8GBあれば充分でしょう。

メモリは後から増設することもできるので、初期費用を抑えたい場合には4GBくらいにしておいて、パフォーマンスに不満を感じるようなら増設するというのもいいでしょう。

記憶メディア(HDD,SSD)

データを保存しておくためのパーツです。OS(Windowsなど)もここにインストールします。

ゲームをするうえでは特に重要なパーツではありませんが、データの読み込み速度などには多少影響があります。

記憶メディアにはHDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)の2種類があり、それぞれに長所と短所があります。

HDD

HDDにはディスクの回転数というものがあり、高速に回転するものほどデータの読み書きは早くなります。性能表には7200rpmといった表記がされています。

長所は大容量のものがSSDと比べて安価に購入できることです。短所は衝撃に弱いところです。

SSD

HDDのように回転するディスクはなく、衝撃に強いところと、HDDよりもデータの読み書きが速いところが長所です。

短所はHDDに比べて高価なところです。

液晶ディスプレイ

ゲーム用液晶ディスプレイについてはこちらから⇒ゲーム用液晶ディスプレイ

関連参考情報

オンラインゲームの回線とプロバイダ

ゲームのラグとパソコン性能

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